【M&Aの費用】300万円から500万円の相場で買える事業はある?

「M&Aで副業を考えている」、「M&Aを始めたいけど高額だと手が出せない」と思っていませんか?

実際のところ、300~500万円とM&Aの中では格安の金額でも買収できる事業はあります。

この記事では、個人でもM&Aできるような、格安で買収できる事業についてご紹介します。

M&Aについて気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.300万円~500万円で会社は買えるのか?

個人でも企業を買収することは可能です。

会社を買収することは、会社の株式を購入する株式取得という方法が主になります。

しかしながら、上場していない企業の株式を簡単に売買できる場所はありません。

会社を買いたい人は、会社の株式を個人事業主であるオーナー経営者から株を売ってもらうことで会社を買うことができます。

2.少額で会社を買う時の注意点

少額で会社を買うことに対する注意点もあります。

買収した会社で起こるリスクと自身の問題からのリスクの可能性があります。

  • 500万円以下で買える会社は売上や利益が少ない可能性がある
  • 簿外債務などの発覚により、買った後に非常に大きなリスクを伴う可能性がある
  • 会社を買った後の従業員の離職などで回らなくなる可能性がある
  • 市場環境の変動により売上が急激に減る可能性がある
  • 経営能力がなく事業が上手くいかない
  • 個人資産が少なく追加投資できない

元々少額で購入できる会社は利益が少ないケースもあり、会社運営が難しいといったケースもあります。

また、買収時点では売上や利益が見込めたとしても市場環境が変動し、経営が傾いてしまうということもあります。

このようなことを防ぐためにも、事前に経営戦略を立てておくことが重要となるでしょう。

 

個人の問題として考えられる注意点として、少額で会社を買収するということはこれから事業を始めようとしているなど、現在経営に携わっていることが少ない場合が多くあります。

そうなると、経営能力や経験が乏しいためにM&A後の事業運営が上手くいかず失敗に終わってしまうということもあります。

 

買収した会社が無くなってしまっては元も子もありません。

簿外債務がないのかなどしっかりとして企業調査を行ない、会社経営の将来的なビジョンを持つことが重要となります。

3.300万円~500万円で買える会社とは

300万円~500万円で買えるような会社や事業の特徴として、同じような業種であることが多いのでご紹介します。

  • 飲食店や小売店
  • 旅館や民泊など宿泊業
  • エステなどのサロン
  • 塾や予備校などの教育事業
  • 調剤薬局や医院などの医療事業
  • webサイト・ECサイト事業

飲食店や小売店

飲食店や小売店を独立や開業すると500~600万円の予算が必要となり敷金や礼金、保証金など土地や建物にかかる固定費の運転資金の確保が難しく、従業員も一から集めなければなりません。

しかし、M&Aで買収すると150万円からの買収価格でも可能な場合もあり、重要な従業員も含めて買収することができるため、スピーディーに事業を開始することができます。

旅館や民泊など宿泊業

旅館や民泊などの宿泊施設を開業すると、敷金・礼金など土地や建物にかかる費用やボイラーや寝具などの設備投資が必要となります。

また、旅館業法の対象となれば法律の条件を満たす必要もあります。

そして、民泊であれば旅館業法の対象とはならないサービスもあり、低価格で宿泊客を取り込める特徴があり、数十万円から買収が可能です。

しかし、地域住民とのトラブルもある点が課題となっているため、住民への理解を得ることも重要となります。

エステなどのサロン

サロン事業は女性だけではなく、男性からも需要が高まっている業界になっています。

しかしながら、従業員の長時間の勤務時間や、残業に関する金銭問題のトラブルが業界内で多い傾向があります。

価格に差が出にくい事業であり、価格競争が激化しているために経営は困難な状況であるとも言えます。

買収価格は150万円から10億円以上と規模によっても様々です。

しかし、RVHによるミュゼプラチナムの買収から、大手企業の事業投資を目的としたM&Aが活発化している傾向にもあるため今後の再編が進むとも予想されています。

学習塾や予備校などの教育事業

学習塾や予備校は以前のような集団での授業ではなく、一人一人の特徴に合わせた個別学習が動向となっています。

しかしながら、近年の少子化による影響から生徒の取り込みは競争が激しいと言えるでしょう。

学習塾の買収価格の相場は生徒数・立地・講師の雇用形態によって変わると言われています。

中規模の学習塾ならば1億円未満ほどで譲渡されていますが、小規模であれば150万円からでも買収可能な企業もある場合もあります。

今後はオンライン授業やイーラーニングなど、自宅でも受講できる形態にも対応できると良いでしょう。

調剤薬局や医院などの医療事業

調剤薬局や医院などは家族経営している場合が多く、その中でも後継者問題が経営課題として多い傾向にあります。

そのため、M&Aによる事業承継が活発化している事業になります。

買収価格としては300万円から可能となります。

M&Aで買収を行なえば、内外装の設備投資や取引先を取り込めるためスピーディーに開業か可能になります。

webサイト・ECサイトの買収

M&AはwebサイトやECサイトなどのサイト売買も行われております。

買収価格は規模によって様々で数十万円から大規模のサイトになれば数千億円で取り引きされたケースもあります。

例としては、GoogleによるYouTubeの買収では2,000億円のM&Aが行なわれました。

サイト売買は短期間での収益増加も見込める業界となっています。

 

このように、規模によっては300万円や500万円ではなく、数十万円から150万円でも買収できる事業もあります。

M&Aが初めてだという方でも始めやすい価格帯もありますが、経営が初めての場合安易に取り組むと立ち行かなくなるリスクもあります。

それぞれの事業での経営課題を把握し、それに合わせた経営戦略を立てることが求められます。

そのため、M&A仲介会社や専門家と相談をして行うことをおすすめします。

4.300万円~500万円で会社を買うならM&Aを視野に入れてみては

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